色聴

こんにちは。安達です。

今日は色聴についてお話してみようと思います。

 

色聴とは、音を聴いたときに、その音に対して色を感じる感覚のことです。

共感覚といわれるものらしいのですが、珍しい感覚ですよね。

 

私自身はドレミファソラシドの単音というより、〇〇長調や〇〇短調の和音を弾くとなんとなく色を感じることがありますが、皆さんどうでしょうか。暖色系かな?寒色系かな?くらいは感じるかもしれませんね。

 

少し話はずれますが、よくレッスンで色に例えてお話することがありますが伝わる生徒は割と多い気がします。

「今のは原色!!真っ赤だよ!少しだけ白を足して柔らかい桃色にしてみたら?」とかいうと意外とすぐに伝わりますし、

「赤いね~べたっとした赤だね~、確かに明るいし赤でもいいけど、すこし透けてる赤が良くない?」というのも伝わります。全然思った色と違う答え方をする子もいますが、それはそれで一緒に考えて音楽をつくっていきます。

 

あまり聞き慣れない色聴という言葉、大人になってからはその感覚が身に着くことはなかなかないかもしれないので、発想力豊かな時期にたくさんの音楽に触れてほしいです。